コラム

人から「綺麗ですね」と褒められると、幸せになれるのか

更新日:

自分の
容姿に対する評価を

「他人からの評価なんて、そんなもん」

褒められようが、けなされようが、気にしない。

と思うようになったのは

大学を卒業してすぐの頃に

出逢った人に言われた言葉が、1つのきっかけでした。

「まるこみたいな、生まれた時からちやほやされて

小学生、中学生、高校生ってクラスの中心グループでリア充してた人には

俺みたいな日陰の気持ちなんてわからないよ!」

・・ギャグのような言葉ですが、本当に言われた言葉です。

この言葉を聞いた時、私の頭の中でもくもくと沸いてきたのは

「おぉ・・・・」

という、感慨であり、驚きであり、ある種の諦めみたいな感情でした。

私は全くちやほやされてきてないし、リア充でもないし、

むしろ日陰のじめじめしたところにいたのに

今の私だけを見ると、

「生まれた時からずっと容姿にめぐまれた幸せな人」

みたいな、すごく勘違いした印象を与えることもあるんだと思うと、

「私もここまで来たのか・・」

と感慨深かったのです。

小学校の時からかなり太ってたし、

「ブス」とか「デブ」とかいじめられるのはもちろんのこと、

「一緒にいたくない」とか「気持ち悪い」とか

男子に机蹴っ飛ばされたりとか、

今考えると

おいおい大丈夫か・・って思わず子どものころの自分に駆け寄りたくなる

学生時代を送っていたのですが

不思議なことに、あんまり落ち込んでいなかったんです。

中学1年生くらいの時は教室で泣いてた記憶もありますが、

女子の友達はいっぱいいたから学校は楽しかったし、

何より

意味不明の自信があったんです。

「自分は可愛いのに、周りのみんながついてこれてない」

・・と。

今思うと、

その強靭なコンクリート・メンタルはどこから来たんだろうと摩訶不思議だし、

やっぱり当時の写真を見るとかなりのおぶすちゃんだったから、

あの頃は鏡みてなかったんじゃないかなと思いますが、

周りにいくら悪く言われても、

自分で自分の容姿をそこまで悪いと思ってなかったから、

暗くならなかったんだと思います。

この前、中学生の卒業アルバムを見つけて

入学式の写真があまりにぶちゃいくで笑えたので、

自分の痩せる前⇒痩せた後 の写真をコラージュして、友達に配ってまわったのですが

優しい女友達は

「えー、太ってた時もかわいいじゃん♡」と言ってくれるんです。

でも、それは大人が小さい子どもを見る目線なわけで

同年代の子ども同士の目線というのは、かなり残酷なものだと思います。

その後、高校に入ると別の理由で不登校になり、うつ病になって休学するのですが

うつ病というのは恐ろしい病気です。

自分のことをとことん嫌いになるし、

生きてる価値はないから今すぐ消えなくてはいけないと毎日本気で思うし、

どんどん生きる気力を奪われていきます。

そうすると、

あんなにいじめられても自分に自信があったのに

今度は

誰にも何も言われなくても、生きていることが怖くなります。

自分が存在していること、

自分の顔、体、すべてが醜く思えて、

周りの目が怖くなります。

鏡で自分を見ることも怖いけど、

何より人から見られたくないから、他人と目を合わせることができなくなります。

家から徒歩5分のコンビニに行くのが、

富士山に登るくらいの大冒険になって、

滅多に外には出られなくなって引き篭もります。

その時は、人に何を言われても怖いんです。

直接的な「ブス」とかじゃなくて

「おはよう」って言われただけでも。

なんでこの人は私なんかに「おはよう」って言ってくるんだろう??

今私はうまく「おはよう」って返せたんだろうか?

もしかして、今のって私をからかってた??

確かにちょっと笑ってた気がする。

別の友達と楽しそうに話してるけど、もしかしてさっきの私のことをあざ笑ってるのかな??

と、限りなく妄想ワールドが広がり

疑心暗鬼になります。

だれも、何も言ってないのに。

うつ病がなおりかけた頃、休学していた高校に戻ることになりました。

その時最初に気になったのは、容姿でした。

あんなに「自分の可愛さに周りが気づいてないだけ!」と

根拠のない自信を持ってたのに。

疑心暗鬼の妄想ワールドで

「自分の顔は汚い、醜い」って思ってしまうのとも違い、

自分の容姿を現実的に見つめる時が来たんです。

そしたら、なぜか自然に痩せました。

時を同じくして

「末期がんと宣告されたのに手術してみたら実はステージ1で、

退院後は抗がん剤治療しながらも

元気に大好きなバンドのライブに通う母☆」

も、絶賛ダイエット中。

二人で運動してたり、

母のつくるヘルシー和食を食べてたら

特に苦しい思いをすることなく、痩せてました。

正直、痩せたって

私の心境は変わらなかったです。

高校を休学して留年していることにすごく負い目があったから、

まあ痩せて一般的な見た目にはなったけど

それより遅れを取り戻せるんだろうか、とか

1個上に自分の元クラスメイトがいるのってすっごく気まずいな、とか

どうしたら「普通」に戻れるんだろうか、とか

不安でいっぱいです。

でも、痩せたら

なぜか周りが勝手に変わりました。

まず、今まで絶対に起こりえなかったナンパというものを経験するようになりました。

新しく出会ったクラスメイトに、人生で1回も言われたことがない「憧れの存在」と言われました。

男の人が優しくなりました。

机を投げられるなんてこと絶対になくなった笑。

人生初の彼氏が出来ました。

それから高校中退して、大検から大学にいって、卒業して。

その間に。

「綺麗」とか「憧れ」とか

今までの人生で縁のない言葉をかけてくれる人がいました。

冒頭に書いたように、小さい頃から恵まれた容姿だったと勘違いしてくれる人まで現れました。

でも、私はその言葉に

周りの人からの評価に

心から嬉しいと思ったことはないし、

その反対に

大人になってから「ブス」とか裏で言われることがあっても

落ち込むこともなくなりました。

だって、外見が痩せたから周りの人の評価は勝手に変わったけど、

自分は変わってないんです。

ダイエットをしたことで、

すごく前向きな明るい生き方が出来るようになって

人生が180度変わった

そんな経験をされている女性もたくさんいます。

そういう人のエッセイや、本を読むのは大好きだし

見た目が変わることで、気持ちまで変わるのはすっごく理解できます。

でも、自分の場合は

もともと意味不明の自信があって、

たまたま病気で全部に自信がなくなって

その後、あ、自分の容姿ってあんまりイケてないかも?って気づいたけど、

特に苦労して痩せたわけでもないです。

痩せて周りに褒められるようになったから、気持ちが明るくなったわけでもないです。

いじめられて、人からの評価が最悪な時だって

自分に自信があったときは、楽しく生きてました。

中身は何も変わってない。

それでも、周りの人は自分に対して評価をし続けます。

「ブス」「気持ち悪い」から

「綺麗」「憧れます」に変わったって、

自分が自分のことを好きでないと、楽しく生きられないです。

人の評価って、そんなものなんだなって思いました。

だから、誰かに褒められるためだけに

もてるためだけに

ちやほやされるためだけに

必死で痩せたり、

とっかえひっかえ服を買ったりしても

自分の楽しさや

人生の満足度は変わらないと思います。

このブログを読んで頂いた方の中に、

今容姿で悩んでいる人がいるかは分からないんだけれど

いつか書きたいと思っていました。

世の中には、人の顔に対して

平気で「ブス」とか「気持ち悪い」って言えたり

「お前なんかいる意味がない」、「うざい」と言えてしまう人がいます。

子ども同士の喧嘩やいじめだけの話ではないです。

世の中的には成功しているとされる職業についてる人の中にも、

普段はちゃんと会社で働いてたり、

結婚して子どもがいる人の中にも

そういう人がいるんです。

その現場を見てしまったり、自分も言われたことがあって

容姿に対する評価は、学生時代だけのものじゃないんだ、ずーっと続くんだって

残念に思ったことがあります。

そういう人たちの言葉に、傷ついたり

落ち込んだりすることもあると思うけれど、

でもそんな必要があるんでしょうか。

相手がどう感じるか想像もせず、

いやもしかして、想像したうえで敢えて意地悪な気持ちなのかもしれないけど

平気で、上から目線で

汚い言葉をぶつけてくる人の「評価」なんて、いらないです。

初めて付き合った彼氏が、

「自分に自信がなければ、毎日鏡を見ながら

私はかわいい、すっごくかわいい。

私はすごい、とてもすごい。

って自分で自分に言葉をかけてあげればいいんだよ」

と教えてくれました。

よく聞く、刷り込み方法でしょって思うかもしれないけど

自分を好きになってくれた人が教えてくれた方法だから、

ちゃんと信じてやってみようって素直に思えたし

意外と効果がありました。

今も、舞台にたつ前とか

人前でプレゼンしなくてはいけない時とか

緊張する相手と会う時は

暗示をかけます。

人から褒められること、けなされること、

他人からの評価にいちいち左右されていたら、

多分身が持ちません。

「人の評価なんて、そんなもん」

くらいに思ってたら、

どんな時でもフラットな自信をもって、

楽しく生きていける気がします。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました☆

良い週末を!

まるこ。

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