読書メモ

1月の読書リスト『半径5メートルの野望』『神の棄てた遺体』 他5冊

更新日:

先日

 

ブログに本の感想を載せる
ブログを読んでくれた友達と、その作者について盛り上がる
別の本をお勧めしてもらえる!

 

という、嬉しい出来事があったので
これからは毎月読んだ本を書いていこうと思います

 

私はブログではべらべら喋りますが、
実際の会話で自分のことを話すのは苦手だし、
そもそも他に色々話すことがあるから、
最近読んだ本の話まではなかなかできないんですよね。

 

でもブログに書くだけで!!
次会う時に話題になるかもしれない
というのは、話し下手な自分にとって嬉しいです。

 

▼1月読んだ本▼
今月は少なくて、5冊でした。
なぜかというと、この本を繰り返し何度も読んでいたから!

 

1.『半径5メートルの野望』
はあちゅう 
 

年明けの恵比寿駅で、ふとこの本を読まなきゃと思って買いました。

とても評判がよくて、その後売り切れで買えない人が続出したみたいです。

 

一昨年の春に読んですっごく影響を受けた
林真理子さんの『野心のすすめ』という本があるんですが、
その時と同じようにガツンと殴られた感じがしました。
はあちゅうさんは私が説明する間でもないくらい有名なブロガーさんで、
学生時代には自分で企業の協賛をつけて、タダで世界一周もされています。

 

外側だけ見ると「すごい人!」って思っちゃいがちですが、
なるべくしてすごい人になったんだなあと思うぐらい努力されていて、
いつも1歩高みにいこうと目標を持って行動をしていることが、この本を読んでも分かります。

 

小さい頃、『エレベーターで4階へ』という本が好きでした。
主人公のロッテンは、お母さんと二人で貧しい生活をしていますが
いつかは自分たちの家を持って、もっといい暮らしをしたいと願う上昇志向の子どもです。

 

ロッテンのお母さんは
「多くを望んじゃだめよ。現状に感謝しなさい。」といつも諭します。

 

それに対してロッテンは
「お母さんの言う通りに現状に満足してたら、そこで終わっちゃう。
もっといい場所に行くチャンスがなくなっちゃう」
と不満に思うのですが、小学生の私は
「分かる!!ロッテンに超共感!!
だって今のままでいいと思ってたら一生今と違うことはできないもん!」
と激しく頷いた記憶があります。

 

幼い頭で、世の中には野心を持つ人と持たない人がいるんだな??
で、私は野心を持つ側の人間なんだ!と思ったんです。

 

時は流れ、大人になった私ですが
うつ病から不登校になって高校中退したり、
新卒で入った会社を辞めたり

 

という中で、
「野心」というか、「もっと出来るようになろう!」という気持ちさえ
忘れていたと思います。

 

高校中退⇒大学入学という短い期間だけは、メラメラ燃えていましたが
「普通の自分に戻るんだー!」と思って頑張って入った大学で
最初の1年遊びまくった結果、燃え尽きてしまったり。

 

その後演劇を始めてまた燃えたけど、
「もっとおっきな劇場でやりたい!」とか「有名な劇団に出たい!」とか
思ったことは多分1回もなかったです。

 

1回1回の公演は大事にしていたし、練習は一生懸命していたけれど
もっと大きな視野で演劇を仕事にしたいとか、ちゃんと考えたことはなかったんだと思う。
(その時は考えていると思いこんでましたが)

 

そんな中途半端に仕事&演劇をしていた時に
林さんの「野心のすすめ」を読んで、殴られて、
今のままじゃダメだー!と思った結果
演劇は趣味にして、仕事を頑張ろうという選択をして
今は別の仕事が出来ているのですが

 

自分にはダメ人間の要素があるらしく、
また最近ぐじょぐじょしていたんですね。
それも、中途半端に野心があるもんだから

 

「もっとこうしたいのに・・できない!」
とか
「違う場所に行きたいのに・・自分には無理だ!」とか
うじうじ考えるだけで、何もしなくて。
勝手に落ち込んでイライラしてました。
仕事中もなんとなーくモヤモヤして、お客さんの対応していても全く喜びを感じられず。

 

そんなダメダメな年明けに、はあちゅうさんの本に出会って、
「あ、自分って今、何の行動もしてないくせに不満をたれてる超ダサい奴なんだ・・」と
気付かされました。

 

努力しまぁす!
とか
一生懸命頑張りまぁす!
とか

 

宣言しても、それだけじゃただ口だけの奴で。

 

実際に行動しているか、ということが一番大事なんだなと思いました。

 

思えば、クサクサしてる時に限って、
何にもしてない。

 

何にもしてないから、全然理想の自分になれなくて、
落ち込んで、イライラして、またクサクサして・・・
の、悪循環。

 

冷静に振り返ると、上手くいかないのは全部自分のせいなんだけど
その時は気付けない。怖いですね!

 

人生の中で、ちょっと腐っちゃう時期が度々あるんですが
そのたびにこうやって素敵な本が出会ってくれて、
早くそこから抜け出して!って怒ってくれるので
読書はやっぱり偉大だなと思います。

 

▼はあちゅうさんの本の中で、素敵だなと思ったフレーズ▼

 

『その気になれば30分で夢は叶う』
思ってるだけじゃタダの妄想のままで、実際に調べたりとか予約をとる電話をかけたりとか行動に
起こせば、意外と簡単に夢って叶っちゃうよね、というお話。
⇒確かに~!!!と思い、行きたいなと思ってたランカウイ島のホテルとっちゃいました

 

『気分は自分の力で変える』
何かを成し遂げたことは外からは「才能」に見えてしまうが、
実際は「前向きな感情と行動」の結果だ、ということ。
⇒ すっごく尊敬してる親友がいて、
私から見たら彼女はスーパーウーマン才女で手が届かない人なんだけど、
それは外から見た勝手な考えで。

 

ひたむきに行動している姿が周りには才女に見えているだけで、
本来彼女は普通の人だけれど、とっても努力しているんだなと気付かされました。
というか、ずっと前から一緒にいたからそんなことは知ってるはずなのに
自分の中で「彼女はすごいから」の一言で片づけてしまっていたんです。
すごい人にはすごいなりの理由があるんですよね。

 

『自分にとっての当たり前の中に、その人の個性や才能がある』
自覚がないことこそ、他の人から見たらすごいことだったりする。
自分では当たり前の習慣になっているからなかなか気付けない、ということ。
⇒私は自己アピールという言葉が大の苦手で、
個性も才能も美貌もな~んにもない自分が、一体なにをアピールしたらいいんだろうと
常に思っていたのですが
過去に人から「ここがすごい」とか「面白い」と言われた経験はあるなと思い出しました。
今思えば、それは自分の個性や才能なのでは・・!
と気付かされ、なんだかとっても明るい気持ちになりました。

 

そういえば、ブログを始めたことで周りの人が感想をくれたりして
それも前向きな気持ちになりますね。
こうやって自分の考えを書くのは恥ずかしいし、自分のダメなところを
どんどん曝け出してる気持ちになるし、
「今年の目標」とか書いちゃった日には、
「え、あいつ何にもできてないじゃん、口だけだな」とか
思われてるんじゃないかと不安になって
あ、記事消そうかな・・って思っちゃったり。でも消せない。

 

前に友達に「ブログの文章を書けるっていうのは才能だと思う!!」と言われた時も、
え、そんな大したこと書いてないし
言葉づかいもめちゃくちゃだし、誰でも書けると思うって本気で否定してしまったけど・・

 

今後は自信を持って生きていこうと思った(話が大きい)

 

はあちゅうさんのブログ⇒『はあちゅう主義』http://ha-chu.blog.jp/
Kindle版も出たみたいですよ!
私の今年一おススメの本です。あ、今年まだ始まったばっかりだけど。
 
2、『なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか? 時代考証でみる江戸モノ65の謎 』
山田順子

 

去年、環境問題を自分なりに考えてみたのですが、

『環境について考える』http://mousoutrip-marco.blog.jp/archives/cat_677984.html

本に「江戸の町はゴミをくまなく利用して、自然を汚さなかった素晴らしい都市だった」
という記載があり。歴史という大きなくくりではなく庶民の暮らし&風俗に興味が出て、この本をチョイス。
江戸にまつわる豆知識が65個載ってます。
へぇ~ボタン押したくなる!
中高であれだけ歴史を勉強したのに、なんでこんな知らないことだらけなのって
ちょっとショックでした。

~明智光秀は織田信長にキレて本能寺の変を起こしたけど、
そのあと森で百姓にころされて天下は3日しか続かなかった。~
とか戦いにまつわることは覚えたけど、
人々がどんな風に生きていたか、色を帯びた想像をしていなかったからだと思う。
「江戸時代は元禄と化政文化の二つの時期に分かれます」って言われたら、
ハイハイ元禄が前期で上方中心、化政が後期で江戸中心の町人文化ね!
みたいに、即分類して覚えてました。
でも想像してみたら、ある日からいきなり文化の中心が変わるわけないし、流行りが突然くるわけじゃない。
根底には人ひとりの生活があって、それが積み重なって文化や歴史になるのに。
学生の頃の私は、与えられた情報を自分の中にいれるだけで、得意の妄想さえしてなかった。
おそらく歴史に深い興味が持てなかったんでしょうね。。
勉強=受験のため!という意識が強かったので。もったいない。
でも、今からだって全然遅くない!
興味が出てきた今は、もっとディープな歴史を学んでみたいんです。
例えば時代ごとのイケメン特集とか、残酷な女性権力者についてとか、縄文時代の性事情とか!
教科書に載ってなかった(載せられなかった?!)ことを、もっと知っていきたいですね。
3.『神の棄てた裸体 イスラームの夜を歩く』
石井光太

人を容易にかわいそうがってはいけない。

これが読みながら思ったことです。

 

妊娠できなくなる身体に手術され、売春をする女の子。
石井さんがここを出て保護団体にたすけを求めようと言うけれど、
彼女はここでいいと頑なに拒否。
ここではみんな優しくしてくれるし、お金が稼げる。
自分を買う人は自分が必要なのだと言う。
本当にそう思ってるのかわからないし、そんなふうに思わせてしまったのは
彼女をとりまく環境なんだろうけど。

 

別の話。
ゴミ拾いで生計を立てる幼い浮浪児が、生活のために弟には内緒で売春をする。
弟には、いつもどこかから食べ物をもらってくる才能がある。
でもその弟は、兄に苦労をかけたくないから自分も隠れて売春をしており、食べ物はその代価だった。
かわいそうだと思っちゃダメだ、必死にそう思いました。
遠い国で、何もできない自分が、安易に人の人生に同情するべきではないと。
でも途中でたえられなくなり、やっぱりかわいそうだと思った。
もっと違う生き方もあったろうに、親がいないというだけで想像を絶する生活をしている。
それなのに、兄は弟を思い、弟は兄を思っていて。優しいなと思う。
非人道的なことをさせられているのに、彼らの中には温かな人間性がちゃんとある。
全然いい話ではないんだけど。

 

この本を読んだ後にタイトルを読むと、
石井さんは自分が見てきた人たちを「それでも逞しく生きているんだ!」と言いたいんじゃなくて、
こんなにもひどい状況で、見放された存在がいることを私たちに伝えたかったんだと思いました。

 

余談ですが、私は外国にいくと常に、騙されないようにしよう!!と気をつけてしまうんです。
自分の身を守るために必要なことなんですが、
この本に出てくるおじいさんが
「手作りのお酒を道で売ってて、たまに観光客が買ってくれるのが楽しみ♪」
って言っていて、なんだか涙がでました。
絶対かわないぞー!って頑なに断っちゃうんだけど、
それをひそかな楽しみにしてる人がいるのかあって思うと、
なんか自分の心は狭い気がしてきます。
これからは気をつけつつも、欲しくなったらおじいさんの言葉を思い出して買おう。

 

4.『さあ、あなたも世界一住みたい国で幸せに暮らす計画を立ててみよう!』
藤村正憲

日本からマレーシアに移住してる人って、多いんです。

2年間まで住めるビザも発効していて、特に震災後は家族ぐるみで移住された方も多いとか。
それなのに、実際クアラルンプールに行っても
マレーシアに住みたがる人の気持ちがよく分からなかったから、読んでみました。
その結果、あの時クアラルンプールをそこまで魅力的に感じれなかったのは、
やっぱり体調が悪すぎたからだと思った。。
ただ、よく聞く『親日的』って言葉には疑問を持っちゃいます。
確かに「日本人だから」って理由で嫌な接し方をしてきた人はいなかったけど、
アメリカとかイギリスでも別にそんなイヤな目にはあってないし。
日本をモデルとして経済発展させたからとか、日本に感謝してるとかいう表記を
この本に関わらずよく読むんですが、
マレーシアの歴史が展示された博物館みても、
イギリスやポルトガル、オランダはたくさん出てくるけど
日本なんて占領された時のことがほんのちょこっと出てくるだけだし。。
マレーシアの人に日本人って言っても「わーカワイソウ」って同情されることの方が多かったし!笑
(これについては後日、旅行記で書きます)

 

でも、シンガポールとマレーシアをつなぐ電車が出来たらますます便利になるし、
今のところ※物価安いし、今後もっと人気になるかもしれないですね。
※今のところと書いたのは、マレーシアリンギットが数年前から比べるとじわじわ上がってきてるからです。

 

5.『歓楽街の社会学』
三留理男 

3番の石井さんの本に触発されて。

この本は写真集で、前半は売春&娼婦、後半はスラム街とわかれてます。
幼い少女たちが一生懸命お化粧してたり、
娼婦がお客をとれなくて「なんでヨー私綺麗なのに!」って言ってたり。
前半の写真は、見てる側からすれば「だめでしょこれ」って悲しくなるんだけど、
女性たちに生命力を感じるというか、悲壮感がないです。
買春が日本より安いからって行きまくってる日本人が多いみたいで、
現地ではsex animalと呼ばれてるらしく、なにしてんの日本人!!と呆れてしまいましたが。
結局、そういう人がいないと彼女達は生きていけないんですよね。
何が悪とか分からなくなります。
というか、善悪なんて言ってる場合ではないんでしょう。
日本でも売春問題は未だに残ってるし話題にもなるから、まったくの他人事ではないですね。
1月はこの5冊でした~☆

 

今日もお付き合い頂きありがとうございます。

 

それでは

 

まるこ。

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