2020年10月、念願の奄美大島へ旅して来ました。目的は、誕生日の記念に一人でゆったりと過ごすこと。奄美の海や空の自然を感じて、美味しいものを食べて、スパで癒されて。
滞在先として選んだ「THIDAMOON(ティダムーン)奄美リゾートホテル」は、一人旅のリトリート先として最適のホテルでした。今回は、その魅力を9つに分けてたっぷりご紹介していきます。
海だけじゃない!奄美大島へ一人旅する魅力
奄美大島は東京から直行便だと意外と近く、約2時間40分。直行便はJALやスカイマークの他、格安航空(LCC)のPeachが飛んでいます。
Peachを使うと、時期によっては往復13,000〜15,000円ほどで行けることもあるので嬉しいですね!
私は今回、成田空港からPeachを使いました。受託手荷物が無料になる「バリューピーチ」のプランでも17,000円ほどでした。

奄美大島の観光といえば、奄美ブルーで知られる綺麗な海、マングローブ散策やシュノーケリングなどのアクティビティが人気。
そのため、一人では行きづらい場所というイメージもあるかもしれません。
でも、奄美大島には地元の食材を使った豊かなお食事や、究極に癒されるマッサージ、大島紬の美術館など、一人でもゆったりと楽しめる魅力がたくさんあるんです。
実際に私も一人で奄美大島を訪れ、とってもリフレッシュした素敵な旅となりました。
観光には出かけず、空港からホテルへ直行し、滞在中はずっと「THIDAMOON(ティダムーン)奄美リゾートホテル」の中で過ごしていました。
ティダムーンは、もちろん家族や恋人、友人と泊まるのも良いですが、奄美大島で一人旅リトリートをするにはうってつけのホテルだと感じましたのでその魅力をご紹介して行きますね!
①空港からタクシーで10分は近い!送迎無料サービスも♪
私は車の免許がないし、今回一人旅なので、空港から近い・もしくは空港送迎があるのがホテル選びの条件でした。
奄美空港からティダムーンまでは、車で約10分!
あっという間に着いてしまうし、帰りもギリギリまでホテルにいられるので嬉しかったです。
空港前にはタクシーが停まっていて利用しやすいですが、ティダムーンでは無料の空港送迎も行なっていますので事前にホテルへ問い合わせてみて下さいね。
②朝日がおすすめ、紛れもないオーシャンビュー
ティダムーンから見える海は、朝日が見える側になっています。
ホテルに入ってすぐ、窓の向こうに広がる海が出迎えてくれて、奄美大島に来たんだなあという気持ちが高まりました。
こちらは、2階の廊下からの眺めです。
視界が開けており、ホテルのプールと海が両方とも見られるようになっています。
ベランダに置いてあるテーブルでは、晴れた日には夜のバーベキューを楽しめます。
波の音を聴いたり、星を眺めながら頂くお食事は、より一層美味しさが増しそうですね。
今回滞在したお部屋は、オーシャンビューのタイプ。窓から入る海風が気持ちよくて、ずっと網戸にして開けっ放しにしていました。
お部屋からの眺めも、紛れもないオーシャンビュー。
朝は海から昇ってくる朝日を見て、昼は空と海の青さでリゾート感を味わい、夜は真っ暗な空に瞬く星を眺めて。
大きな窓からは、時間と共に変わりゆく奄美の自然を感じることができます。
③奄美ブルーを感じる、居心地の良いお部屋
皆さんはホテルを選ぶ時、どのようなポイントを大切にされますか?
私の場合、リゾートで泊まる場合は「お部屋にいながらも、その土地ならではの文化や色を感じるか」を大切にしています。
東京でも体験できるようなスタイリッシュなインテリアのお部屋も大好きですが、せっかくいつもと違う場所に行くなら、その地域ならではの雰囲気をお部屋でも感じたいのです。
ここティダムーンのお部屋は、まさに私の理想でした。
奄美ブルーを基調にした装飾や、バンブー(竹)で造られたベッド。
都会では泊まることのできない奄美大島らしさと、居心地の良さを兼ね揃えたお部屋だったのです。
特に今回は観光に出かけるのではなく、お部屋の中で過ごす時間が長かったため、ティダムーンのオーシャンビューを選んで良かったと思っています。
▶︎お部屋の詳しいご紹介はこちら
④鹿児島・奄美大島の食材を堪能!ごはんが美味しい
旅の楽しみといえば、やっぱりお食事ですよね。
お部屋と同じように、奄美大島ならではの食材や食文化を感じられると良いなと思っていました。
ティダムーンの口コミは、「お食事が美味しかった」という感想が多く、期待していました。
ホテルでお話をしたスタッフさん達も、皆さん「うちのお食事は美味しいので、ぜひ食べていって下さいね!」とお声がけ下さるほど。
奄美の食材を活かしたイタリアンランチも、黒糖焼酎を楽しみながら頂くディナーも、大島紬の織子さんが作られるという朝食も。
全てが鹿児島・奄美大島の食材を存分に楽しめ、
奄美らしさを感じられるお食事でした。
お食事を提供してくれるスタッフさんが食材やメニュー、また奄美大島の食文化の説明をして下さるので、一人のお食事時間でも会話を楽しみながら頂くことが出来て、ありがたかったです。
▶︎ティダムーンのお食事に関する詳しい記事はこちら
⑤大島紬の美しさを見学できるホテルは、ティダムーンだけ
ティダムーンは、大島紬の資料館を建てた、大島紬美術館株式会社さんが運営されています。
資料館はホテルの目の前にあり、ホテル2階には大島紬の美術館が。
1,300年の歴史を持つ大島紬は、1つの作品に30人以上の職人さんが関わり、それぞれで工程を分業されているそうです。
そんな多くの人の思いが込められた大島紬のお着物を、美術館ではたっぷりと鑑賞できます。
また、写真には写せませんでしたが、奄美大島を愛した画家・田中一村(たなかいっそん)の絵も見ることができます。
一村は大島紬の染色工で生計を立てた時期もあったそうで、大島紬とは深い繋がりがあるそうです。
大島紬の撮影はNGとのことでしたが、入り口の撮影はOKでした。天皇陛下のために作られた作品も、こちらで見ることができます。
知識と経験豊富なスタッフさんが、丁寧に説明をして下さるので、より大島紬の文化や歴史の深さを感じられました。
スタッフさん曰く、こんなにたくさんの大島紬を見られるところは他にないとのことでした。
ホテル前の大島紬資料館では、大島紬の歴史や
「泥染め」と呼ばれる染め方の行程を見学できるそう。
ぜひ行きたかったのですが、私が伺った日はちょうど定休日(水曜日)で美術館のみの見学となりました。

⑥館内のあちこちでアートに出会えるホテル
ティダムーンの中を歩いていると、大島紬や田中一村以外にも、多くのアート作品に出会えました。
エレベーターには大島紬の模様が。
大浴場の控え室には、天使が。
廊下の突き当たりに何か光っていたので、進んでみると卵型の照明?でした。
館内のあちこちで色々な作品に出会えるので、宿泊される際はぜひ探してみてくださいね!
⑦ゴッドハンドにとろける、癒しのスパマッサージ
今回の一人旅の目的は、誕生日記念のゆったりとしたリトリート。エステでのマッサージも、楽しみにしていた体験の1つでした。
事前に問い合わせ、メニューを送って頂きました。
エステメニュー | 所要時間 | 税別価格 |
---|---|---|
1.キョラコース(ボディとフェイシャルを組み合わせた特別コース) | 70分 | 12,000円 |
2.シルクボディ | 60分 | 12,000円 |
3.シルクフェイシャル | 40分 | 6,000円 |
4.ボタニカルフェイシャル | 60分 | 8,000円 |
5.ハーブボール | 30分 | 5,000円(60分 9,000円) |
6.フットマッサージ | 20分 | 3,000円 |
7.オイルマッサージ | 60分 | 10,000円 |
8.中国整体 | 40分 | 6,000円(60分 8,000円) |
※2020年10月時点の情報です。詳細はホテルへお問い合わせ下さい
私が体験したのは、キョラコース(ボディとフェイシャルを組み合わせた特別コース)。
オイルを使って、頭から足の先まで全身をマッサージされて行きます。
もうこのマッサージが、まさにゴッドハンド・・。
元々マッサージが好きなので、旅行に行くたびに国内外で受けてきたのですが、ティダムーンのマッサージはどこでも体験したことがない感じで特徴的でした。
指圧とアロマオイルマッサージ、リンパマッサージが1つになったような感覚。
マッサージされる度に、身体の表面だけではなく指がしっかりと奥の方に入って行く感覚があり、芯からほぐれて行く感じ。
いつもマッサージやスパでは途中から眠ってしまうんです。
でも、気持ちよすぎてこの快感をずっと味わっていたいと身体も思ったのか、今回は起きたまま癒しの時間を過ごせました。
全身が本当に楽になって軽くなったし、途中で顔にパックを貼ったこともあり、お肌もぷるっぷるになってびっくりです。
好きなマッサージメニューを、時間を気にせずに体験する。
まさに、一人旅の醍醐味ですね。

⑧珊瑚のお風呂であったまる♪サウナ・露天風呂付きの大浴場
※写真は公式サイトより
ティダムーンには4種類のお風呂やミストサウナがある大浴場があり、宿泊者は無料で使えます。
露天風呂やサウナはメンテナンスのために使えない状態が続いているそうで、私が訪れた際は珊瑚の湯のみが利用できる状況でした。
マッサージを受けて全身がリラックスした状態で入る珊瑚の湯は、とっても染み渡って温まり、最高でした。
1種類だけしか入れなかったのは少し残念でしたが、十分満足できましたよ〜。
通常営業の場合は、塩風呂・薬草風呂・シルク風呂・珊瑚風呂の4種類に入れるそうです♪
10月はもう営業していませんでしたが、夏場はリゾート感たっぷりのプールも利用できますよ!
ホテルから眺めるだけでしたが、ゆったりした広さだし、お昼寝できそうな椅子もあるし。
海も近いし、夏はとっても気持ち良さそうですね。

⑨奄美のことは奄美の人に!地元のスタッフさんとお話できる
ティダムーンのスタッフさんは、全員地元の方だそうです。
今回実は台風が近づいていたのですが、スタッフさんが島の気候やエリアごとの特徴、今までの台風の影響も把握されていたため、私も落ち着いて対応することができました。
大島紬の説明も、お食事の時の食材や食文化も、目の前に広がる海や空の自然も。
スタッフの方々とお話する度に、感じるのは奄美大島への、そして文化への愛でした。
ただ美しい、美味しい、快適というだけでなく。
奄美大島ならではの文化や歴史、特徴を学べるスタッフさんとの会話を楽しむ時間は、ティダムーンに宿泊してよかったなと思う体験です。
奄美大島で一人旅するなら、THIDAMOON(ティダムーン)奄美リゾートホテルがおすすめ
奄美大島で一人旅。
周りの友人に話すと、珍しがられることが多かったです。
今回私は観光をせず、ホテルの中でずっと過ごしましたが、それでも奄美の自然や魅力、歴史、そして文化をたくさん感じることができました。
日常に疲れて、どこかでぼーっと過ごしたくなった時。
心身ともに強張ってしまって、柔らかく癒したい時。
一人で静かに、考えごとをしたい時。
その土地ならではの美味しいものを、存分に味わいたい時。
ぜひ、THIDAMOON(ティダムーン)奄美リゾートホテルでのリトリートステイをおすすめします。
今回私は一人でおこもりステイでしたが、もちろん友人との旅行やアクティビティ体験の拠点として滞在するのにも良いホテルだと思います。
奄美旅行のベストシーズンは、暖かく雨も少ない7〜9月。
冬場や春でも、東京に比べると暖かく過ごしやすく、それ以外の季節でも大丈夫。
ぜひ、ティダムーンで奄美大島を五感で体験し感想を教えて下さいね!
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